Exporting Scenes
エクスポートシーン
Mayaの標準のエクスポート機能に加え、AMDのRadeon ProRenderでは、シーンジオメトリーとマテリアルを次の形式でエクスポートすることができます。
Exporting Scenes to GLTF/シーンをGLTFでエクスポート
様々な3Dアプリケーション間でシーンを効率的にやり取りするために、Radeon ProRenderシーンを GLTF format でエクスポートできます。
GLTFフォーマットでエクスポートするには、Mayaの標準ワークフローを使用します:
メインメニュー、 File > Export All or File > Export Selection を選択。
Export ウィンドウで Files of Type で
RPR GLTF
を選択し、必要に応じて他のエクスポートオプションを指定します。Mayaでサポートされているエクスポートオプションの詳細については Export All/Selection Options を参照してください。
Export All か Export Selection をクリックしてください。
Exporting Scenes to RPR/シーンをRPRでエクスポート
AMD Radeon ProRenderではオリジナルフォーマットのRPRでシーンの内容をエクスポートすることができます。 RPRフォーマットのシーンは、バッチレンダーの実行や分散レンダリングパイプラインの構築に便利な RprsRender64
コマンドラインツールで使用することができます。
シーンをRPRフォーマットでエクスポートするには:
MayaとAMD Radeon ProRenderで作成したシーンを開きます。
メインメニューで、 Radeon ProRender > Export > Export Scene を選びます。
これにより RPR Scene Export ウィンドウがエクスポート設定とともに開きます。
アニメーションをエクスポートするには、 Enable Sequence Export チェックボックスをオンにして、最初と最後のフレーム番号を指定します。シーンをシーケンスとしてエクスポートする場合、AMD Radeon ProRenderはフレームごとに個別のRPRファイルを作成します。
シーンを1つのファイルとしてエクスポートするには、 Export as a Single File チェックボックスをオンにします。このオプションを有効にすると、AMD Radeon ProRenderは、エクスポートされた静的シーン用に1つのRPRファイルを作成し、エクスポートされたシーケンス用に一連のRPRファイルを作成します(フレームごとに1つのファイル)。
このオプションを無効にすると、AMD Radeon ProRenderは追加のバッファーファイル(RPRSB)を作成して、データの量が1 MBを超えるたびにテクスチャ、ジオメトリ、その他のデータを保存します。
バッファファイルへのデータの切り出しは、フレーム間にわずかな違いしかないアニメーションシーンで特に役立ちます。これは、結果ファイルのサイズを小さくことに役立つからです。シーンコンテンツ全体をフレームごとに作成されたすべてのRPRファイルに保存する代わりに、テクスチャ、ジオメトリ、その他の静的データをRPRSBファイルに一度だけエクスポートし、各RPRファイルにフレームごとの状態を説明する少量のデータを保存できます。
Compression リストでは、エクスポートされたデータの圧縮レベルを選択できます。
None は圧縮なしを表しています。
Level 1 は、通常圧縮なしに比べて小さなファイルを生成するロスレス画像圧縮です。
Level 2 は、ロスの多めの画像圧縮です。
Level 3 は、ロスの多めの画像圧縮で、且つ頂点ごとの属性(法線とUV)のサイズをさらに縮小します。この圧縮レベルでは、ファイルサイズは最小になりますが、目に見えるデータロスが発生する可能性があります。
Launch Export をクリックします。
Save As ウィンドウで、エクスポートされたファイルを保存するフォルダーへのパスを指定します。