Conversion of Scenes
シーンの変換
ArnoldとRedshiftといった他のレンダリングエンジンで作成されたシーンを簡単に変換する方法を提供しています。これにより、Mayaでこれらのレンダーエンジンを使用していたアーティストが、Radeon ProRenderを試すときの移行作業を容易にすることができます。こういった場合、既存のシーンを変換することは、新しいレンダーエンジンを評価、利用を開始するのに適した方法となります。
以下シーンの2つのレンダー出力を比較します。1つ目はArnoldで作成され、2つ目はAMD Radeon ProRenderにて変換されました。この例で使用されているモデルは、 Old Wrist Watch 3D Model Old Wrist Watch 3D Modelです。
Arnoldでレンダリングされたシーン |
AMD RPRでのレンダリング変換結果 |
Redshiftで作成され、AMD Radeon ProRenderに変換されたまシーンを比較kします。この例で使用されたモデルは、 Colored Glass Vases 3D Model と Black and White Ceramic Vases 3D Model(白黒セラミック花瓶3Dモデル) です。
Redshiftで作成されたシーン |
AMD RPRでのレンダリング変換結果 |
Requirements/要件
次のバージョンのレンダリングエンジンでが変換を実施できます:
Arnold 5以降
Redshift 2以降
シーンを変換するには、シーンが作成されたレンダーエンジンをMayaにインストールしてロードする必要があります。
Converting Scenes/シーンの変換
変換の一環として、AMD Radeon ProRenderは既存のマテリアル、環境、ライト、その他のノードを独自のノードに変換します。ノードの元の名前は保持されますが、 _rpr
が後ろに追加されます。
シーンをAMD Radeon ProRenderに変換するためには:
ソースシーンを開きます。
AMD Radeon ProRenderがMayaのアクティブレンダリングエンジンとして設定されていることを確認します。
詳細については、 Switching to Radeon ProRender を参照してください。
メインメニューで Radeon ProRender > Convert を選び、次のコマンドのいずれかを選択してください:
Convert Arnold Scene to RPR(ArnololdのシーンをRPRに変換)
Convert Redshift Scene to RPR(RedshiftのシーンをRPRに変換)
表示されたダイアログボックス Yes をクリックして変換を開始してください。
変換結果をプレビューするには、Radeon ProRenderの viewport か IPR または production render に切り替えてください。
Unsupported Nodes/サポートされていないノード
Radeon ProRenderには、さまざまな理由で変換することができない特定のノードがあります。
緑色のシェーダーに置き換えられたもの変換できないマテリアルは、
_UNSUPPORTED_MATERIAL
という名前が後ろにつきます。Inconvertibleノードが空のノードに置き換えられた場合、
_UNSUPPORTED_NODE
という名前が後ろにつきます。
Arnoldでのワイヤーフレームマテリアル |
サポートされていないマテリアルの結果 |
ArnoldとRedshiftノードの変換サポートの詳細については、次のセクションを参照してください: