Shadow and Reflection Catchers

影と反射のキャッチャー

AMD Radeon ProRenderではシーン内のオブジェクトによって投影される影と反射を維持しながら、写真やその他の背景にジオメトリを合成するための影と反射キャッチャーを簡単に追加できます。

Shadow Catcher/シャドウキャッチャー

Shadow catcher は、カメラには見えないが、シーン内の照明から影を受け取ることができる任意のオブジェクト(通常は平面)です。 そのように収集された影は、最終レンダリングの背景に合成されます。 ジオメトリをシャドウキャッチャーに変えると、レンダリングされたオブジェクトをシームレスに組み込み、写真のバックプレートまたはIBL環境にシャドウを投影できます。

影情報はアルファチャンネルでキャプチャされ、たとえばシーン内の影領域の強度または形状を変更する必要がある場合、合成の Shadow Catcher レンダーパスとしてレンダリングできます。

Shadow

Background

Render pass

上記のシーンをダウンロード (.blend)

Reflection Catcher/リフレクションキャッチャー

シャドウキャッチャーと同様にはカメラには見えないが、シーン内の他のオブジェクトからの反射を受け取るオブジェクトです。 反射データはアルファチャネルでキャプチャされ、 Reflection Catcher レンダーパスとしてレンダリングできます。

Reflection

Background

Render pass

上記のシーンをダウンロード (.blend)

Turning Objects to Catchers/オブジェクトをキャッチャーに変える

AMD Radeon ProRenderでは、オブジェクト設定でShadow CatcherまたはReflection Catcherオプションを有効にすると、オブジェクトはシャドウまたはリフレクションキャッチャーに変わります。

必要に応じて、同じオブジェクトをシャドウキャッチャーとリフレクションキャッチャーの両方として使用できます。